『攻殻機動隊』は昔から気になっていましたが、世界観は好きだけど話が良く解らないままでした。
私自身の理解の為に出来事を時系列に並べてみます。
間違いがあれば教えて下さい。
今回は『アライズ』の5話ですが、その前に。
『攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』という2015年のテレビアニメシリーズ版があります。
アライズ オルタナティヴ アーキテクチャ、 ARISE AA 、攻殻機動隊AAAと呼ばれていますが、これはb4、b1、b2、b3の順で前後編に分け新作2話を追加した再編集版です。
この新作2話が、アライズ5話、パイロホリックカルトです。
ファイアースターター電脳ウィルスのブローカー、パイロマニア(ガルべス・ガルシア)を米軍情報部が追跡。
米軍情報部のムラサカ・テイ、電脳ドラッグの売人ガルべス・ガルシアに接触。
ムラサカ失踪。
ムラサカはファイアースターター電脳ウィルスに感染、エアリアルを仕込まれる。
パイロマニアはガルシアの義体から他の人物に乗り換える。
パイロマニアは、ファイアースターターに信仰のような感情を持つ疑似人格(?)
パイロマニア、(クザン系カルテルの手先になって?)日本に潜伏。
ホズミ暗殺を狙っている。
米軍情報部は381便爆破テロの情報を得るが放置。
パイロマニアが世界中のセキュリティコードを集めるのを待っていた。
2029年1月
ニューポートシティ郊外で航空機381便爆破テロ。
犯人はパイロマニア、ムラサカのエアリアルを使用。
乗客の、電脳解析学会で来日の電脳技師団は全滅、ガルシアも死亡。
現場からムラサカの情報を得た素子の特務隊は捜査を開始するが、米軍情報部(NSAダニエル・ミラー他)と鉢合わせ。
公安9課と特務隊は、米軍情報部ジェリルの指揮下での捜査協力を要請される。
ジェリルはヴィヴィーと同型の義体を使用している。
クルツの「商談」がまとまる。
第3陸軍病院のホズミ大佐を軍と特務隊が警備。
パイロマニアは患者として陸軍病院を訪れ、医師の電脳にハッキング、病院のシステムに入り込む。
電脳ウィルスに操られた兵士が同士討ちを始める。
電脳ウィルスに操られたジェリルが暴走、荒巻が止める。
素子とパイロマニアの電脳戦。
バトーとトグサがパイロマニアを確保。
パイロマニアのファイアースターター電脳ウィルスは消されていた。
翌日
ホズミ大佐の電脳内の機密情報は国に返納され、ホズミは亡命という形で米国に引き渡されることになり、特務隊が移送。
クルツが電脳ウィルスを使ってパイロマニアを脱走させる。
その際パイロマニアは米軍情報部と電脳技師達の持つセキュリティコードを入手。
移送中の特務隊をパイロマニアが操る米軍ヘリが襲う。
特務隊は米軍基地に追い込まれ、電脳ウィルスに操られた米兵に包囲される。
素子とパイロマニアの電脳戦。
パイロマニアは、ガルベスであり、エマであり、ムラサカであると名乗る。(疑似記憶の総体?)
電脳戦は素子の勝利に終わるが、これらの経験によってバージョンアップした電脳ウィルスをクルツが入手する。
素子と総理大臣が面会。
クザンの戦場の記憶はガルベスの物?むしろスクラサス(素子)かホセの記憶では?
パイロマニアが世界中のセキュリティコードを集めていたというのは、ヴィヴィーと同じ行動なのでヴィヴィーが接触した「何か」もファイアースターター電脳ウィルスだったのでしょう。
クルツの「商談」は、5話だけを観ているとファイアースターター電脳ウィルスの話かと思うが、ハリマダラの件でしょうね。
新劇場版へ続く。