『車のいろは空のいろ 白いぼうし』
小学4年生?の国語の教科書に載っていた話です。
今でも載っているそうです。
30年ぐらい前の記憶なので間違えて覚えているかもしれません。
少女はちょうちょの化身だったのか、を授業で議論させられました。
クラスの意見は割れて長引き、先生が化身ではないと持論を正解として述べて終わりました。
教科書の本文の後ろに解説があり、そこには化身であると書いてあるのに誰もそこは読まないのかなと思いながら授業を聞いていました。
先生はこのシリーズが好きだと言って本を見せてくれました。
このシリーズを最後まで読むと運転手すら人間ではないかも知れないのですが、どうして先生は「化身ではない」と考えたのか?
授業としてはどう思うかを話し合うのが大事で、正解は決めつけなくて良いと思いますが、当時も今でも納得がいかない。
だから未だにその時の事を覚えているのですが、むしろ良い作品を覚えている原因になったのでそれで良かったのかな。
後日、理科で菜の花の観察をするのに良い場所はあるかと聞かれて、
児童「菜の花橋!」
(蝶々の化身?の少女を下した場所が菜の花橋でした)
先生「真面目に!」
児童「本当に菜の花橋という場所が近くにあるんですよ」
なんてやり取りもありました。