Quantcast
Channel: T-960の記録
Viewing all 453 articles
Browse latest View live

1/8タチコマが夢に出ました

$
0
0


夢の様なタチコマが出るのが待ち遠しくて、タチコマが夢に出ました・・・


イメージ 1
6月に発売予定のこれの事ばかり考えてしまいます。

期待していますが、不安や不満な点もあります。


まずプロポーションと形。
胴体?頭?が大きくて足首が太目、ポットが小さい。
脚の付け根から膝までのデザインが違う。

機械としては合理的ではないデザインであの動きを再現する為には、仕方がない事だと承知はしています。

車輪と車軸への負担が凄そうですよね。
こんなに細い車軸で経年で曲がったりしないと良いけど・・・

車軸はべべルギアでモーターと繋がっていてその上にバッテリー、さらに上に膝のサーボモーターが入っているそうです。
強度的にも内容量的にも太くなるのは道理です。

重量物は脚に入れてポットは軽量化の為に小さ目かつ殆ど空。

腿?のデザイン変更は可動範囲を確保する為には仕方がなかったのでしょうね。


常時車輪ならSAC仕様の1型の方が自然ですが、これは2Gの2型です。
並列化や「能無し」のイメージから2型を選んだのでしょうね。

因みに1/2タチコマR3は1型です。


プロポーションの違いは、リアルに再現するよりこれの方が可愛く見えると納得するしかありませんね。
エージェントのCGのイメージが混ざっていると思えば・・・


デモンストレーション時の動きは大人し目に見えましたが、もう少し派手に動けるけれど控えめに設定してあったそうです。
可動範囲などまだ調整中なのでしょうか。
発売までに歩けるようになるのか・・・


イメージ 2

この試作品ぐらいに艶が高い方が好きです。

製品版は艶があまりなく、プラスチックの成形色なのだと思います。
大きいのに素組のプラモデルのような安っぽい質感です。

形の再現度や質感は電脳超合金タチコマやグッドスマイルカンパニーの超合金タチコマの方が上です。

青、白、灰色(銀色)の塗分けも違います。

購入後に自分で塗装すれば良いとも思いますが、将来故障した時に塗装や分解改造をした物は修理して貰えない可能性もあります・・・

せめて表面研磨の艶出しと墨入れは許して欲しいですね。


イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5


通常版と一部がアルミの限定版があります。
塗装しないなら限定版の方が良い質感ですが、足先のバンパーは本来白く塗られている部分ですし、他の灰色の部分は金属色なのだと思います。

マニピュレーターの指などは1/24などのプラモデルや超合金の方が良く出来ています。
こういう機能に影響のない部分の改造や塗装は許して欲しいですね。



劇中では9機のタチコマが存在します。
この価格で9機揃えるのは大変です。
動かす為にはスマホとWi-Fi環境が必要です。
複数で群れているのを見たいけど、スマホをその為に複数とか・・・
タチコマ同士での会話も出来ないようですし。

ロビ2はロビ同士での会話を実現しました。

部屋の中を勝手に歩いて何かしゃべっている放し飼いみたいな事をしたかったけど、物にぶつからないで向きを変えるセンサーも無いようですね。


「タチコマとの無限の会話を楽しめます」本当かな?

週刊アトムは12人の顔を識別してその人に合わせた話題で話しかけてくるそうです。

このタチコマは質問されたら反応するだけ?
独り言も言うの?


売りの「並列化」機能で認識出来るのは元々登録されている物だけだそうです。
デモンストレーションではリンゴを見せて「これ何?」と聞いても「人でしょ」とリンゴの後ろの人を認識してしまったり・・・


顔の識別は出来ないようですね。
所有者の名前も呼んでくれないのは寂しいと思いますが、どうなるのでしょうね。

9課のメンバーの絵を見せて少佐やバトーを識別出来ないならガッカリです。


週刊アトムはサーバー使用料が月1000円掛かるそうです。
タチコマもサーバー使用料別途で考えていたそうですが、込みになりました。

でも将来アプリのアップデートなどが有料とかあると思います。
ある程度のサーバー使用料は仕方ないとも思いますが、その場合はせめてsiriより役に立つ性能であって欲しいです。


サーバーに繋がないと挨拶程度しか話せないそうです。

機能のアップデートはあると期待しています。


セレボは家電メーカーなので、将来はコミュニケーションロボットをスマートハウスの操作用に使う事も考えているでしょうけど、このタチコマでは未だそこまでではありません。


『赤い靴』『手のひらを太陽に』は歌って欲しいですね。
















T2 3Dリメイク

1/8タチコマが夢に出ました

$
0
0


夢の様なタチコマが出るのが待ち遠しくて、タチコマが夢に出ました・・・


イメージ 1
6月に発売予定のこれの事ばかり考えてしまいます。

期待していますが、不安や不満な点もあります。


まずプロポーションと形。
胴体?頭?が大きくて足首が太目、ポットが小さい。
脚の付け根から膝までのデザインが違う。

機械としては合理的ではないデザインであの動きを再現する為には、仕方がない事だと承知はしています。

車輪と車軸への負担が凄そうですよね。
こんなに細い車軸で経年で曲がったりしないと良いけど・・・

車軸はべべルギアでモーターと繋がっていてその上にバッテリー、さらに上に膝のサーボモーターが入っているそうです。
強度的にも内容量的にも太くなるのは道理です。

重量物は脚に入れてポットは軽量化の為に小さ目かつ殆ど空。

腿?のデザイン変更は可動範囲を確保する為には仕方がなかったのでしょうね。


常時車輪ならSAC仕様の1型の方が自然ですが、これは2Gの2型です。
並列化や「能無し」のイメージから2型を選んだのでしょうね。

因みに1/2タチコマR3は1型です。


プロポーションの違いは、リアルに再現するよりこれの方が可愛く見えると納得するしかありませんね。
エージェントのCGのイメージが混ざっていると思えば・・・


デモンストレーション時の動きは大人し目に見えましたが、もう少し派手に動けるけれど控えめに設定してあったそうです。
可動範囲などまだ調整中なのでしょうか。
発売までに歩けるようになるのか・・・


イメージ 2

この試作品ぐらいに艶が高い方が好きです。

製品版は艶があまりなく、プラスチックの成形色なのだと思います。
大きいのに素組のプラモデルのような安っぽい質感です。

形の再現度や質感は電脳超合金タチコマやグッドスマイルカンパニーの超合金タチコマの方が上です。

青、白、灰色(銀色)の塗分けも違います。

購入後に自分で塗装すれば良いとも思いますが、将来故障した時に塗装や分解改造をした物は修理して貰えない可能性もあります・・・

せめて表面研磨の艶出しと墨入れは許して欲しいですね。


イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5


通常版と一部がアルミの限定版があります。
塗装しないなら限定版の方が良い質感ですが、足先のバンパーは本来白く塗られている部分ですし、他の灰色の部分は金属色なのだと思います。

マニピュレーターの指などは1/24などのプラモデルや超合金の方が良く出来ています。
こういう機能に影響のない部分の改造や塗装は許して欲しいですね。



劇中では9機のタチコマが存在します。
この価格で9機揃えるのは大変です。
動かす為にはスマホとWi-Fi環境が必要です。
iPadでも良いのかな?
複数で群れているのを見たいけど、スマホをその為に複数とか・・・
タチコマ同士での会話も出来ないようですし。

ロビ2はロビ同士での会話を実現しました。

部屋の中を勝手に歩いて何かしゃべっている放し飼いみたいな事をしたかったけど、物にぶつからないで向きを変えるセンサーも無いようですね。


「タチコマとの無限の会話を楽しめます」本当かな?

週刊アトムは12人の顔を識別してその人に合わせた話題で話しかけてくるそうです。

このタチコマは質問されたら反応するだけ?
独り言も言うの?


売りの「並列化」機能で認識出来るのは元々登録されている物だけだそうです。
デモンストレーションではリンゴを見せて「これ何?」と聞いても「人でしょ」とリンゴの後ろの人を認識してしまったり・・・


顔の識別は出来ないようですね。
所有者の名前も呼んでくれないのは寂しいと思いますが、どうなるのでしょうね。

9課のメンバーの絵を見せて少佐やバトーを識別出来ないならガッカリです。


週刊アトムはサーバー使用料が月1000円掛かるそうです。
タチコマもサーバー使用料別途で考えていたそうですが、込みになりました。

でも将来アプリのアップデートなどが有料とかあると思います。
ある程度のサーバー使用料は仕方ないとも思いますが、その場合はせめてsiriより役に立つ性能であって欲しいです。


サーバーに繋がないと挨拶程度しか話せないそうです。

機能のアップデートはあると期待しています。


セレボは家電メーカーなので、将来はコミュニケーションロボットをスマートハウスの操作用に使う事も考えているでしょうけど、このタチコマでは未だそこまでではありません。


『赤い靴』『手のひらを太陽に』は歌って欲しいですね。















タチコマ、酷いよ

$
0
0



イメージ 1

えー



.
イメージ 2
イメージ 3

えっ




イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6







イメージ 7

イメージ 8


・・・ほーい。















電線の中に糸?

$
0
0


5年ぐらい前の事ですが、AUの携帯電話の充電器が断線した時の話です。
断線した箇所を切り開いてみると、白い糸とほんの少しの銅線が入っていました。

電線の絶縁体の中に金属線以外の物が入っているのを初めて見ました。

何の為に白い糸が入っているのでしょう?

規定より銅の量を少なく誤魔化す為?

銅線は少しで良いが強度を高める為?

その充電器はメイドインチャイナでした。


その後、物が何だったか忘れてしまいましたが、メイドインチャイナの玩具を分解している時にも糸が入った電線を見ました。

チャイナ規格でそんな電線があるのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。



この糸電線とは違います。
見た目は普通のビニールで覆われた電線です。















ヤシガニとタチコマ

$
0
0


『ターミネーター』が主のブログのつもりが最近は『攻殻機動隊』ばかり。
私の趣味とか好きな物について書くブログなのですが、ターミネーター好きな私が攻殻機動隊を好きになるのは自然だと思います。
全身義体の設定や物語が好きですが、タチコマやロジコマも好きです。



イメージ 5

これがタチコマ。
人が乗れる設定だけど絶対酔うと思います。
トグサも酔うと言っていましたね。


私はSFやバイクだけでなく、色々な生物も好きです。









イメージ 1


イメージ 4



イメージ 2


ヤシガニも子供の頃から好きな生き物の1つです。


タチコマのモデルは蜘蛛ですが、ヤシガニとタチコマは似ていますよね。
だから好きというわけではありませんが、どういう物に自分が引かれるのか・・・






イメージ 3


巨大イセエビも良いですね。















タチコマのCM

T2デジタル3Dの予告


カブ改

$
0
0



イメージ 1


詳細不明ですが、
これまでに見たカブの改造車の中で最も欲しいと思いました。















タチコマCG ファンメイド

タチコマは正直者

$
0
0



イメージ 1
イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5



タチコマは正直者なのです。


「僕は嘘しかつかない。本当のことは何一つ言わないんだ。」















T2 3D 8月11日に日本公開

$
0
0



[「ターミネーター2 3D」は、8月11日から東京・TOHOシネマズ日劇ほかで世界最速公開。]


イメージ 1


動画はこちら。


T2の最後の傷の形(ステージ5)はプロップやメイクによって少しづつ形が違いました。
これで傷の形が決定するはずなので楽しみです。

革ジャン等の傷の矛盾も解消されますよね。

ステージ4とステージ5の傷の矛盾はそのままのようですが・・・




これとは別にターミネーター新作情報が2017年中に出るそうですが、これに合わせて8月に発表されるかもしれませんね。
ジェニシスの続編なのか、2019年以降のキャメロンによる新作の話なのか、楽しみです。















なに、なに~ タチコマ

$
0
0


この6月発売予定の1/8タチコマですが、5月下旬ロンドンのMCMコミコンと7月パリのジャパンエクスポでも展示されるそうです。

今のところタチコマは日本語のみですが、英語やフランス語にも対応するのでしょうか?


日本でも23日に何か発表されるそうです。

セレボから「個体差を維持した並列化」という言葉が!
これまでの発表からは個体差と呼べる機能はありませんでしたが、新機能追加でしょうか?


所有者を識別してタチコマから話しかけてくるようになると嬉しいです。















ターミネーター3のサングラス キラキラ

$
0
0


イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3


ターミネーター3に出てきた星形のサングラス、形が少しだけ違いますが、ほとんど同じだと思います。

パーティーの出落ちで1度使ったら捨てるような玩具ですね。
ラメが剥がれ易いので袋から出していません。
いつか使う日が来たら出します・・・来るのかな?
T3のT‐850をシリコンで作ったら1度はかけてみるかも・・・

アメリカでしか売っていない物をITTOさんが発見して5つ取り寄せた物です。
良く見つけましたね・・・


ターミネーターのコレクターでも、このサングラスは要らないと思う方は多いでしょうね。


このサングラスのシーンが要らなかったとか、そもそもT3の映画が要らなかったという意見もあるでしょう。

T3以降のフランチャイズ作品について、ジェームズ・キャメロンさんは「美味しいスープに小便を入れるようなもの」ということわざで評しています。


このサングラスはT3の駄目な要素、コメディ風の演出を象徴する物に思えます。
そんな演出を入れたのは、バットエンドの物語だから緩和する為なのかなと思います。

でも審判の日が起きてしまう話を作る事自体が、間違いだったのかも知れません。
T1、T2で完結しており、T2で審判の日は回避されたのです。


T3はT2の続きの話ではありません。

T3の冒頭でジョンは13歳の時にターミネーターに襲われたと話していますが、T2のジョンは10歳です。

T3のサラの墓に1959-1997とありますが、それだと1984年のサラは25歳、T1のサラは19歳の設定です。

T3は、T1、T2に繋がっていない『可能性の未来』の1つと解釈するしかありません。


ターミネーターのストーリーの全体像


T3が駄目な理由は他にも有ります。
「運命は変えられる」と何度も言いながら変えられないで終わる事。
T1、T2の物語の中心人物はサラなのに、サラが既に死んでいる事。
サラが死んだ時のジョンの行動も残念ですし、T3のジョンの人気が低いのも頷けます。

T3のジョンが猿顔だという批判は可哀そうだと思います。
エドワード・ファーロングの成長した姿と比べたら・・・


色々書きましたが、T3でスタン・ウィンストン スタジオが作ったキャラクターは魅力的ですし、T3を全否定するつもりはありません。
私はT3を20回以上は観ています。

T1、T2は数百回観ています・・・どれだけ好きかは比較の問題です。



ターミネーターのサングラス

ターミネーター2のサングラス

ターミネーター2のサラのサングラス

ターミネーター3のサングラス


次はT‐1000のサングラスが欲しいです。
T1サラのサングラスは誰も探していないでしょうね。
私もあまり探していません。















ターミネーター2 3Dの日本版予告第1弾


ドゥカモン

1/8タチコマに会って来ました

$
0
0


昨日のタチコマの体験会に参加しました。


イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3


最新の限定版です。
胴体の輪とワイヤー射出機が銀色の塗装になりました。
パーツの仕上げなどはまだ変わるかも知れないそうです。
青い部分は製品ではもう少し濃い青になるそうです。

それでも青白銀(灰)黒の塗分けはアニメとは違うのでやっぱり自分で塗装し直したいですね。


歩行出来るかは、まだ調整中だそうです。
発売に間に合わなくてもアプリのアップデートで可能になったりするのかな?

走行はスマホの操作だけで、自律走行は出来ません。

学習するのは並列化の認識出来る設定の物の付加情報だけ、個性は無し。

会話は話しかけられたら決められたパターンを返すだけなので、コミュニケーションロボットとしては週刊アトムに完敗です。
会話についてもアップデートに期待したいところです。

どれだけ話せるようになるかと可愛い動きがこのタチコマの肝だと思います。

ポッドの屋根の部分を外すと電源ボタンがあります。

素子やバトーのフィギュアを載せたいという要望が多いそうですが、重量バランスの問題で無理です。


iPadにも対応するのかと歌について聞くのは忘れてしまいました。


予約が多くて生産が追い付かないそうで、発売が6月末か7月、今から予約すると8月になるそうです。


発売直後の急成長が予想されます。
さらの状態から成長していくのが楽しいのに、入手が遅れると並列化で即物知りになってしまうので、なるべく早く予約するべきだったと思います。




















マグナキット3

$
0
0


『マグナキット』有名なコピペですが、派生作品も色々あります。


『元祖 マグナキット』 カワサキオヤジ編
高速バトル編

ハーレー編



出会いと別れ編


30年もバイク屋やってると、色んな客と出会うんだが ・・・
今でも印象に残ってるのは、マグナ50を買った高校生の少年だね。
あれはマグナ50が発売された頃だったかな。
うちの店にもマグナ50を置いたんだよ。
ハーレーやリッターマシンに乗ってるような大人たちは見向きもしなかったんだけど、その少年だけは毎日、店の前からマグナ50を見てたんだ。

雨の日も雷の日も、熱心に通ってるもんだから、声をかけたんだ。
「いらっしゃい。マグナ50が気に入ったのかい?」
少年は一瞬驚いたような顔をしたけど、照れくさそうに笑って言った。
「はい。マグナ50って原付なのにかっこいいから」
「跨ってみるかい?」
「いいんですか?」
「もちろんさ」
マグナ50に跨った少年の手は微かに震えていて
「うわぁ…かっこいい!すげぇ~!」
って感動してやがんだよ。
その姿を見てると、『俺も初めてバイクに跨ったときはこうだったな』
なんて思い出しちゃってさ(笑)

「バイトして買います!」
そう俺に宣言してからも、少年は毎日マグナ50を見に来てたな。
バイトの帰りだとかで、閉店10分前に来るのが日課になってた。

そんな少年に心打たれたのかな、ある日、マグナ50を店の前から移動させたんだ。
その日も、少年はバイト帰りにマグナ50を見に来たんだけど、昨日まであった場所にないもんだから、えらくオロオロしてた。

そんな少年に声をかけた。
「こっちに来な」
店の奥に案内すると、そこにあるマグナ50の姿を見て、少年はホッとした様子だった。
「こいつはお前に売るって決めたぜ
 だからお前が迎えに来るまでは、売らずに置いておくからな」
『売約済!跨らないでね!』の貼り紙を見た少年の目はウルウルしてたよ。


それから半年後くらいかな。
ついに少年が、マグナ50を手に入れる日が来たんだ。
いざエンジンをかけて、跨ろうってときに、少年が泣いちまってさ。
そのとき店にいた常連たちも、みんな立ち上がって拍手してた。
マグナ50に乗って帰っていく少年の背中は、ちょっと大きくなった感じがしたよ。

それから1ヵ月後くらいだったかな。
少年がマグナ50に乗って、店に来たんだ。
「愛車の調子はどうだい?今日はオイル交換か?」
そう尋ねる俺に、少年は申し訳なさそうにこう言ったよ。

「マグナ50って糞バイクですね…。買い取ってほしいんですけど、査定してもらえますか?」



ライバル登場編


俺はNS-1に乗っている。
原付だけど速いし、峠では最強だと思う。
事実峠ではスクーターをバンバン抜かせるし、どんなコーナーだって俺が一番上手い。
俺はこの峠の主なんだ。

「そろそろ行くか・・・」
バトルスーツに着替え、俺は走り出した。
峠の頂上に辿り着くと、そこにはマグナ50に乗った男がいた。

マグナの男はこちらに気づき、近寄ってきた。
「いつもここで走ってるの?」
「ああ。俺はここの主だ。」
「俺のマグナと勝負しないか。CBR600RRよりも速いぜ」

俺はこの発言に何かひっかかるものを感じていた。
「いいだろう。麓のうどん屋がゴールだ。」


「あの夕日が山に隠れたら、バトルスタートだ」

うなるN1のエンジン。
一方、マグナは重低音を奏でていた。
ここには俺たちしかいない、これは命がけのバトルだ。
「負けた方がうどんをおごる。それでどうだ?」
「いいだろう。」


夕日が山に隠れる!
俺とN1は勢いよく飛び出した。
20、30、40・・・どんどんスピードが上がっていく。
後ろを見るとマグナは小さくなっていた。
「いける!」
俺はこの峠を知り尽くしている。

だから誰も勝てない。

しかし、それは一瞬の出来事だった。
前から来たおばちゃんトゥデイを避けたはいいが、俺はバランスを失い転倒してしまった。
「・・・」
遠のく意識。おばちゃんトゥデイは見えなくなっていた。


「おい!大丈夫か!」
男の声で気が付いた。
ここは・・・?俺は死んだのか?
「おい!」
マグナの男が俺を介抱してくれていた。
俺は気を失っていただけだった。

「N1!」
N1は草むらに突っ込んで止まっていた。
フォークは曲がり、カウルは割れていた。
N1は死んでしまった。
俺は泣いた。

「N1はお前を守ったんだよ」
マグナの男が言った。
「俺もいままでこいつと色々なことをした。高速を走ったりもしたんだ。こいつは俺の一生の相棒なんだ。」
高速・・・  まさか!
俺は恐る恐る聞いてみた
「お前はまさか・・・ マグナキッドか?」

「そうさ。俺はマグナキッドさ。」
俺は驚愕した。
あのネットで話題になったマグナキッドが実在したとは。




イメージ 1

NS-1

マグナより速いのは当然ですし、2ストローク50ccなので、現在の規制に縛られた原付よりも速いです。
でも・・・


高校を卒業してこれを買って得意気にしていた知人がいました。

曲がる方向とは逆のウィンカーを出すNS‐1がいて、危ないなーと思ったら彼でした。

曲がる時にウィンカーを出さなきゃと焦って間違えたと言っていましたが、RとLの意味を解っていなかったのが真相でしょう・・・

短期間で事故を起こしていましたが、タイラ君元気かな?
未だにバイクに乗っているほどの根性は無いだろうな・・・















マグナキット4

$
0
0


『マグナキット』有名なコピペですが、派生作品も色々あります。


『元祖 マグナキット』 カワサキオヤジ編
高速バトル編

ハーレー編

出会いと別れ編
ライバル登場編



旅情編

最悪だ・・・土砂降りなんて・・・
私は、雨宿り出来そうな場所を探してバイクを走らせたが、こんな山道じゃ期待できそうになかった。
あきらめかけた頃、道路わきに小さな屋根の建物が見えた。
屋根付のバス停の様だ、あそこで雨宿りをしよう。

バス停の横にはバイクが1台、先客だろうか。
私は、バイクを停めて屋根の下に入った。

「こんにちは、雨宿りですか?」

先客の男性が声をかけてきた。
大学生ぐらいだろうか、まだあどけなさが残った顔つきだ。

「えぇ、さすがにこの雨じゃ危ないですから」
私は、濡れたウェアの水を払いながら答えた。
女が1人でバイクに乗っていると、話しかけて来る男が多くて鬱陶しい。
特に今日は、あまり人と話す気分ではないんだが。

「ツーリング帰りですか?僕はこの先の渓谷まで行って来ました。
今日はバイクがいっぱいで~」
男性は、ツーリング先の出来事を話し出した。
私は軽く相槌を打ちながら、話半分で聞いていた。

「で、あなたはどちらへ?」

どちらへ・・・私はどこからの帰りなんだろう。
先週までは私の住んでいたところ。
今では、ただの他人の部屋。
同棲していた彼氏にフラれて、今日は合鍵を返しに行った帰り道だった。
何も、そんな最悪の帰り道に土砂降りの雨に遭わなくても。

「大丈夫ですか?」

声をかけられて気がついた、自分が泣いていることに。
あれだけ泣いたのに、まだ涙が流せたんだ。

「何かあったのなら話を聞きますよ。雨、まだ止みそうにないですし。」

人と話す気分ではなかったが、誰かに聞いて欲しかったんだろう。
堰を切ったかのように、私は一気に話した。
彼との出会い、初めて乗ったバイクの後ろ、彼と初めて行ったツーリング。
先週の出来事、自分の未来が消えたこと・・・

「雨、止みましたね。」

どのくらい時間が経ったのだろうか、雨はいつの間にか止んでいた。
男性は空を見上げながら言った。

「バイクっていいですよね。僕も昔は、高速で最高速にチャレンジしたり、バイク仲間で蕎麦を食べに行ったりしました。
バイクがあったから、楽しい思い出が沢山作れたと思います。
彼氏さんとの別れは辛かったでしょうが、彼のおかげでバイクに出会えた。
だから、僕達もここで会うことが出来た。
出会いがあるから別れがあって、別れがあるから出会いがあるんだと思います。
あなたには、きっといい出会いが待ってるんですよ。」

「また、あなたと会えますか?」

私の口から、自然とその言葉が出ていた。
恥ずかしくて、思わず下を向いてしまった。

「あなたがバイクに乗り続けていれば、また会えますよ。」

男性はそう言うと、ヘルメットをかぶってアゴ紐を締めた。
バイクに向かって歩き出す彼。
何か言わなきゃ、でも何を言えば・・・
私は夢中で声をかけた。

「あ、あの・・・そのバイク、何て言うバイクなんですか?」

男性はとびっきりの笑顔で答えてくれた。

「マグナ50です」




望郷編

俺は今マグナ50を駆っている。
闇のなか、峠、俺は風になる。
生まれ故郷へ向かって。

それは唐突に起きたことだった。
いつものように会社から帰宅して、習慣になっている留守電の再生を始めた。

母からの連絡だった。

親父が過労で倒れ、危篤であるとのメッセージが残されていた。
すぐさま愛車のマグナ50に飛び乗り、故郷への長い道を走り始める。

5年前に、高校卒業、大学進学と同時に実家を離れることが決まると、親父は家計が苦しいにも関わらず、俺にこのマグナ50をプレゼントしてくれた。
実家から離れてもこのマグナがいる限り、俺は寂しくなかった。
コイツの中には親父がいるから・・・

ショットガンマフラーから奏でられるエキゾーストノートが親父の鼓動のような気がした。
焦る俺を心地よい振動と重低音がなだめてくれる。

『事故を起こさないように安全運転でな。』

不意に親父の言葉がその中に聞こえた気がした。
『親父、死ぬんじゃねーぞ!』そう叫ぶと俺はアクセルを目一杯開けた。


闇の向こう側、大好きな親父のもとへ向かって・・・
どれくらい走っただろうか。
あたりは薄明るくなっている。

と、突然何の前触れもなくマグナ50のエンジンがストールした。
焦る気持ちとは裏腹に、セルも弱々しい。
押しがけしてようやく掛かった頃にはすっかり日が昇っていた。

走っていると大型トレーラが数台玉突き事故にて道路が封鎖されていた。

仕方なく廻り道をし病院につくとそこにはただ泣いている母と、冷たくなった父がいた。
朝方エンジンが止まったのと同じ時刻に他界したそうだ。

俺があのまま走ってたらトラック事故に巻き込まれていたかもしれない。
父さん、ありがとう・・・さようなら・・・

式も終わり落ち着いてきた頃、俺は居間でバリマシを片手にマグナ50のパーツを物色していた。
そんな俺に、すこしやつれた表情の母が生前の親父のことを話してくる。
俺の大学合格を心から喜んでくれたこと。
マグナ50をプレゼントすることに母が反対したものの、「風を切って初めて見える世界があるから」と強引に決めたこと。
定年後は俺とツーリングするつもりだったこと――。

たまらなくなった俺は雑誌を投げ捨て、キーを掴み、マグナ50に跨ると走り出した。

『親父!今日は飛ばして行こうぜ!』
いつもより気持ちいい音を響かせ、俺のマグナ50は風になった。




コンビニ編

「ちょっとコンビニに行ってくるよ」
ヘルメットを抱えて、妻に言った。
「あのバイクで行くの?」
「そうだよ」  
あきれた、とでも言いそうな表情をして、妻は台所に向き直り夕飯の支度を続けた。
「すぐ戻ってくるから」
僕はヘルメットとグローブを持つと、ブーツを履いて家を出た。
愛車のマグナは50ccだ。
気軽に乗れるところが気に入っている。
エンジンに火をいれると独特の排気音が住宅街に響く。
丁寧に暖気してから、僕はゆっくりと走り出した。

最寄のコンビニはバイクで5分もかからないだろう。
自転車でも、歩いてでも行ける距離であることはわかっている。
だけど、僕は何か理由をつけてはこのマグナに乗りたかった。
今日は日曜日だったが、 妻と子供の服を買うために、午前中から家族で洋服店をまわっていたため、まだバイクに乗っていなかったのだ。
休みの日はほんの少しの時間でもいいから、バイクに乗るようにしている。
だから、もうすぐ夕飯の時間であるにもかかわらず、5分だけでもいいからバイクに乗ることにしたのだ。


住宅街に挟まれた坂道のバス通りを走り抜けていく。
街路樹のプラタナスの葉がすっかり落ちている。
夕暮れで辺りは薄暗くなっている。
西の空が夕日で幻想的に染まっている。

小高い丘の住宅街を抜け、市街地へ向かうカーブで、少しだけアクセルを開けて走り抜けた。
エンジンの鼓動が僕の体に伝わってきて、胸を高ぶらせる。
左手にコンビニが見えてきた。

僕はコンビニには寄らず、そのまま通り過ぎた。
線路の上を渡る高架を上りきったところで、沈もうとしている太陽の光が差し込んできた。
高架をくだり、僕はもっと見晴らしのいい場所へ向かおうと走り続けた。

しばらく、商店やガソリンスタンドなどが並ぶ通りを進んでいたが、そのまま走っていると大きな川の土手へ上がった。
太陽は見えたが、半分沈んでいた。
夕日が、僕と愛車の長い影をつくっている。
僕は川の下流へ向かって、見晴らしのいい土手沿いの道を走っていた。


いつの間にか、僕は海まで来ていた。
港に愛車を停めて、缶コーヒーを飲みながら、すっかり暗くなった太平洋を見ていた。
時計を見ると、あれから一時間以上経過していた。
妻は怒っているかもしれない。
子供たちに「パパったらしょうがないね」と言いながら、僕のいないまま夕飯を食べているかもしれない。
だが僕は、まだまだこのマグナに乗っていたかった。
このままどこかへ行ってしまいたい。
北海道へ行くのもいいし、四国や九州へ行くのもいい。
そんな非現実的な想像にふけながら、僕は愛車に跨り、家族の待つ自宅へ向うため、軽いクラッチをゆっくりとつないだ。











イメージ 1



・・・今度の休日はバイクに乗ろう。















マグナキット5

$
0
0


『マグナキット』有名なコピペですが、派生作品も色々あります。


『元祖 マグナキット』 カワサキオヤジ編
高速バトル編

ハーレー編

出会いと別れ編
ライバル登場編

旅情編
望郷編
コンビニ編




勝利編

今日も暑いぜ~

まずは相棒のマグナ50を起こしに行く。
相棒を起こすと「ぽぺぺぺぺ」と元気よく目覚めてくれた。
「こんな日に走りに行くのは俺たちくらいだよな」


さて今日の行き先は魔糞峠だ。
装備を整え魔糞峠に向かう。その間真夏だというのに相棒は絶好調だ。

フッ、流石はマグナ、この暑さをものともしないとは・・・

魔糞峠に到着するとそこには見慣れないバイクが既に走りに来ていた。
こんな暑い日に気合いの入った奴が俺以外にもいるとはな。
同じライダーだ、話かけないわけには行くまいと早速声をかけてみた。

「やぁそのバイク小さいけど何cc?」

「ん?これはモンキーって50CCのレジャーバイクだよ。」

「お前そんな小さなバイクでこの峠を走っているのか!?」

「まあね。でもコーナーでは中々楽しいバイクだよ。」

正直俺は驚いた。
俺のマグナより圧倒的に小さなバイクでこの峠を・・・

「それマグナ50でしょ?峠じゃ辛くない?」

この一言で俺の野生とプライドに火がついた。

そんなに言うなら一緒に走ってやるぜ。
俺は奴が走り出した瞬間後ろについてやった。


まずは直線、ここまで奴のマシンと俺の相棒はほぼ互角だ。
相棒の野生も完全に剥き出しだ。

最初のコーナーに入る。
ここでもほぼ互角。
チッ、やるじゃねぇか・・・行くぜ相棒!!
相棒もそれに応えいっそう力強く吠える。

難所の2連ヘアピンに入る。
もう何百回と通っているコーナーだ。
俺はいつも通りのブレーキング、進入速度でコーナーに入る。

だが、ここで信じられないことが起こった。
奴の方が進入速度が早いのだ。
2連ヘアピンを抜けたところで、奴と俺との距離が開いてしまった。

な、なんだと・・・

だがこの先のコーナーは路面が悪く、奴のマシンでは凹凸で跳ねてしまって迂闊には突っ込めないようだ。
ここでマグナの長いホイールベースと太いタイヤが車体を安定させ、優勢に持ち込んでくれる。
ここで差は元に戻った。

だがこのままでは奴を追い抜くことが出来ない。

どうする相棒・・・

相手の弱点を探るんだ・・・ 奴のマシンに無くて相棒にあるもの・・・

ハハッ、俺はこんなことを忘れていたのか!
悪かったな相棒、俺もまだまだだな。

ここでまたヘアピンだ。
もう俺は相棒の力を出し切ることにした。
奴のマシンに無いもの、それはディスクブレーキだ。
コーナーギリギリまで耐え、突っ込みをさらに向上させるしかない。

コーナー前、我慢だ・・・まだ早い・・・ここだ!

ここで奴のマシンと並んだ。
タイヤはとっくに悲鳴を上げている。
あとは立ち上がり勝負!

うぉぉぉぉ!!
俺はグリッピングポイントですぐさま全開に。
相棒も吠える。

ここでなんとかマシン1台分前に出た。
もはや俺と相棒のシンクロは最高潮だ。
ここからドンドン差を広げていった。
俺と相棒は歓喜の声を上げた。

やった!勝ったんだ俺たち!!
相棒はまだまだこんなもんじゃないぜ、と言わんばかりにクールにアイドリングしている。
流石だぜ相棒・・・まだまだ俺はお前の力を出し切れてなかったって事だな。






イメージ 1

モンキーが名車であることには、誰も異存はないと思います。
でも、とうとうモンキーも生産中止だそうですね。
悲しいな・・・


モンキーとマグナ50はほぼ同じエンジンです。
小さなタイヤのモンキーと重たいマグナ、登りの峠で辛いのはどちらか・・・
それでも楽しいのです。
非力なバイクでもそれなりに・・・





初体験編

相変わらずの夏休み。
今日も俺はマグナと共に走りに行く。
本当に素直ないい相棒だぜ。


町中を走っている途中シグナルスタートで黄色いナンバーのリトルカブに抜かれた。

フン・・・自分の相棒の心臓を変えるなんて信じられないな。

俺は相棒の体を変えようなどと思わない。
あんなことしたら野生やプライドなんかへったくれもないからな。


相棒の元気がなくなっている!
今にも相棒の鼓動が止まってしまいそうだ。

おい、どうしたんだ!?

最後には相棒は動くことをやめてしまった。

一体なにが!?どうして!?


路肩に相棒を連れていき休ませることにした。
たが、相棒は目を覚ますことは無かった。
どうすることも出来ず、ただ呆然とする俺・・・
自分の不甲斐なさが相棒に申し訳なくてしかたなかった。

そんな時だ。
相棒の鼓動に似たサウンドが近づいてくる!
スタイルもそっくりだ!
そのバイク、ジャズは俺の横に止まった。

「どうしたの?」

驚くことに話しかけてきたのは年の近い女の子だった。


「相棒が急に止まってしまって・・・」

「何をやっても駄目?プラグやヒューズは見た?」

「そういうのは詳しくないんだ・・・」

「いいわ。私が見てあげる。」

女の子は自分のバイクから工具を取り出し、俺の相棒に手を伸ばし始める。

「おい!何するんだ!?」

「大丈夫よ。ちょっとプラグを見るだけだから。」

まぁ、よくわからんが俺はとりあえず女の子に任せてみることにした。
女の子に触られている相棒をちょっと羨ましく思った。














イメージ 2



私が初めて所有したバイクは、ヤマハSR400の中古車でした。
私より3ヵ月程先に免許を取って、同じく中古SRに乗っていた同級生に見せたら、彼はプラグキャップを抜いてしげしげと見つめて、
「問題なさそうだな」
と言いました。

凄いな、お前!『プラグキャップ』を見てエンジンの状態が判るなんて!






















Viewing all 453 articles
Browse latest View live